薪ストーブのメンテ |
うちの薪ストーブは、工務店経由で長野県のノースフィールドと
いうところで設置してもらいました。
当初はなんで長野県の業者??と思いましたけど、煙突を屋根抜きで
やりたかった事もあり後々のことを考えて工務店経由の業者にしました。
しかしながら設置の時はたまたま立ち会っただけで、焚き方の指導も無く
ただ設置しただけって感じで、どうよ!って思っておりました(笑)
そのストーブ屋さんが来ることに。別件で三重県に来ており、
うちの家に足場も組まれていることもあって急遽決まったような。
今更 焚き方を教えて貰ってもって感じでしたけど、煙突トップが掃除
出来てないこともあって気になっていたので色々聞ければいいかと。
お会いして話しを聞くと焚き方とかメンテの方法とか、自分が
やってきたことは間違って無かったな~と言う感じでした。
なんせ、ネットで散々お勉強しましたもの。(笑)
ノースフィールドのOさんはとても親切丁寧で熱心に教えてくれました。
数年後のこう言うアフターもいいなと感じました。
ヨツールやF500に限定されるかもしれませんが、ざっと以下の
事をお聞きしました。聞き間違っているかも知れませんけど(笑)
・ストーブの巡航温度は200度~300度で焚く。
200度以下は煙突に悪く、300度以上はストーブに悪い
(まぁこれは、こんなもんでしょう。)
・灰は炉内に少し残しておく。全て取らない。
直火は灰受けのロストルや炉面にあまりよくない。
(うちはシーズン前に灰取り皿と炉面に灰を入れておき、
空気流入口まで灰が溜まれば、灰用バケツに入れてます。
シーズン終わりに全て取り除きます。)
・煙突とかに付着している煤で光っている物は、不完全燃焼とか
薪の含水率が高い状態なのであまりよくない。艶のないものは
特に問題なし。
・炉内の耐火セメントがはがれは、余分なところなので問題なし。
・ストーブトップの錆び、変色(調理とかで出来たもの等)は、
ワイヤーブラシで取ってポリッシュで仕上げるだけでOK
耐熱塗料は他の部分と色との相違がでる。
(いいのかと思いながらワイヤーブラシでゴシゴシやってました(笑))
・薪は2年以上の乾燥薪を。(いつもそうしたい!)
・硝子部分再取り付け時は締め付けに注意。締めてから3/4程度
緩める。燃焼時に硝子が膨張して割れるのを防ぐ。
(緩めたことないです。)
あと、F500の燃焼レバーのスライドが、よく引っ掛かるので聞いてみたところ
対策部品があり手配してもらうことができました。
ただ、高温になることもあって完璧ではないような感じでした。
(数年前の型はよく引っ掛かるらしい)
次に煙突を見てもらいました。うちの煙突は丸トップと言われてるもの
屋根勾配がきついので、登れなかったんですよね~。
登れないので煙突トップの掃除も出来ておらず、どうなってるかとても心配でした。
で、今回足場もあり登ってみました。
思いきっリいい誤算でした。タールもススもほとんどなくて、
防鳥ネットもキレイ!! 良かったですわ~
多少塗装は剥がれてますけど、5シーズンも焚いていたら当然でしょう。
いやービックリしました。
このあと煙突トップから煙突掃除です。下からだとブラシのワイヤーがたるんで
やりにくいし、トップに届いてるか分からなかったのですが、トップから
だととてもやり易いし早くできます。
うちの場合、トップから下のダンパーまで7mチョイでした。
落ちてきた煤はこんな感じでした。
今までにストーブ内に落ちている煤もあるので実際はもう少し量が多いですけど
こんなもんでしょうか。ダンパーを入れる前はこれより少ないと思います。
あとは煙突トップを掃除して塗装が剥げた煙突を耐火塗料でお化粧してひとまず
終わりです。
総合的にはかなり上手く運用出来ているようです。(甘い採点でしょうけど(笑))
あと、煙突火災のことも聞きました。煙突火災時は煙突が真っ赤になって
トップから火を噴くとのこと。そうなると水を掛けるわけにもいかず
収まるのを待つだけらしい。室内煙突のジョイントのネジ頭の黒塗装が
剥がれているのは高温になって剥がれた可能性があるらしい。
せっかくなんで、このあとストーブ本体のメンテも行いました。
灰も取ってない状態だったんで気になっていたんですよね~
本当なら5月中にやりたかったんですけど。
まずは、ストーブ内の灰を灰用スコップでせっせと取り除きます。
炉内の壁とかはワイヤーブラシでゴリゴリ。
細かいところは掃除機で吸い取って終わり。
最後に錆び防止のC○Cをスプレーしておきます。
硝子部分は水に濡らしたウエスで灰を付けて擦ります。
ピカピカになります。硝子ポリッシュは不要です。
外観は掃除機掛けててウエスでゴシゴシ拭くと鈍い黒光りが蘇ります。
ストーブトップはワイヤーブラシでゴリゴリしてウエスでゴシゴシ拭くと
黒くきれいになりました。(多少のムラはありますけど)
シーズン初めの秋に煙突掃除をしようと思っていたのが今回で
全て出来てスッキリしました~。
いや~新品のようです!!
煙突トップの状況はキレイでホント良かった~
ノースフィールドのOさん、工務店のDさん本当にお世話になりました。
来て頂いて大正解でした!。
実は本体トップのプレートの耐火ロープが外れていて
修理が必要だったりします。まぁ外れてても押さえられている状態
なんで、修理せずともいいと言えばいいのですが(笑)